受験シーズンに、あなたの頑張りを受けいれ認めゆるし愛しています。
受験シーズンですね。
受験生ご本人もご家族もなんだか落ち着かない日々を過ごしておられれるかと思います。
我が家はもう受験生はいないのですが、先日の東大の事件から色々考えさせられて家族で話してみました。
受験の合否を未だに夢でうなされてみてしまう!というぐらい大きな影を落としていたな〜。
いや、あの時試験に失敗して絶望的だったけれど、そこからもっと広い世界を見ることの意味を知ったな〜。
志望校に入れなくてお金を出して応援してくれている親に申し訳なくて、とにかく消えてしまいたかったな〜。
受験までとにかく生きた心地がしなかったな〜。
…いろんな負の感情が噴き出してきました。
私たちはもう受験から40年近く経っていてもこんな風に感情が揺さぶられるのですから、このシーズンの負の感情とは世代間を超えてすごいエネルギーなのだと思います。
特に昨今、受験というシステムの中でたくさんの大事なことが大きく忘れられているように思うのです。確かに、目標のために一生懸命に学ぶことは素晴らしいことです。その目標を達成した先にはさらにいろいろな世界が広がっていくことでしょう。
けれど、もしも、その目標に到達できなかったら....。
我が家には受験に標準が合わせれなかったAタイプ、スパッと目標にたどり着けたBタイプと両方の経験者がいます。
どちらも現在はそれぞれの人生を歩んでいます。
Aタイプ、当時は本当に地獄に落とされたような暗い鬱的になっていました。しかし、今では何が自分に合っているのかということを早くから突きつけられて、人とは全く違う道を選んでこれたことに誇りを持っています。人とは違っていいんだという根っこが太ってきているようです。
ではBタイプ、もちろん自分の目標達成でき好きな学びができていいです。けれども長い目で見て、人生の目的かと探し出した時に受験は単なる一つの通る道であっただけ。受験成功がその人生の目的に合致しているとは限らず何をしていると自分は活き活きできるのか常に模索し続ける感じです。
私は受験には苦労したものの最終的にBタイプです。そして一つ目の職を外的要因で失い、二つ目の職を自らの違和感で手放し、今は三つ目の職をしています。ずっと人生の目的を模索しています。
三つ目の職。ここに私の人生の目的を教えてくれる大きなヒントがありました。
そこで50歳過ぎてから60歳までの間に凝縮して自分にとって一番大切なことを体感体得させてもらいました。
そう、人生の学びはいつからでもどこからでもその気になったらできるということです。
ということで、受験シーズン。
いろいろ先が不透明な時代だからこの結果が全てだと縋ってしまいがちだけれど、決してその罠にハマらないようにしましょうね。
どうぞ、どんな結果があろうと、それはあなたにとって、あなたのご家族にとって共通の人生の学びであるということ。そこから何をとらえてどう行動するかはあなた次第。今生きていられれば必ずあなたの生まれてきた目的に出会えると思うのです。
なので、今頑張っているあなたに、この言葉を送ります。
あなたは今まで本当によく頑張ってきました。
そしてそのことは誰よりもあなたが一番よく知っています。
そんな今までの自分を 受けいれ認めゆるし愛してあげましょうね。
私はそんなあなたのことを素晴らしい存在だといつも応援しています。
どんな時でもそんなあなたのことを私は受けいれ認めゆるし愛しています。
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