大切な人や家族を思う気持ちはお互いに本来ならピュア

 田沢湖の風景です。
透明度は抜群💕
そして、目の覚めるような藍色の湖。
この色の美しさは湖の一番深い場所でしか体験できません。
秋田旅行の宿題中、
まなゆいインストラクターののりPです。
辰子姫の像と辰子を祀った神社⛩
その昔のお話で、この地いこね住んでいたとても美しい娘だったと。
辰子は永遠の美しさを望み、夢で見たお告げどおり、山に登り田沢湖の水を飲んだ。
しかし飲んでも飲んでも喉の渇きは癒えず、
とうとう湖の水全てを飲み干し、龍に変わってしまったと…。
それから、その龍はこの田沢湖の守り神となったと。
のちに八郎潟の守り神八郎の妻となったとか。

日本一深い湖。
透明度は昔よりもおとるそうですが、この青色。
美しすぎます。

この日本一深い湖の色は
まるで親子の縁の深さを表しているように勝手に解釈してます。


家族は縁が深い。
本来ならお互いを思う気持ちは
こんなに純粋な透明なものなのでしょう。

それが、ちょっとしたことで何か違う感情を貼りつけ、
ドンドン混じりっけができてしまう…。

混ざって本当の色も分からなくなってしまう。
本当のピュアな思いまでも分からなくしてしまう。
残念なことです。

けれど、気がついたところから始めればいい。
濁ったところから、ちょっとだけ、
この前は確かこんな色だったと記憶を辿れば、
ゆっくり元にたどり着ける。

そんな地味な作業。
めんどくさいと人は言うのかもしれないけれど、
諦めたらおしまい。

家族を
大事な人を
そして自分を諦めてしまったら悲しすぎるから。

長女ちゃんの生まれてから秋田までのほぼ3年、
一体何がこじれちゃったんだろう…。

名古屋に帰って元気をとりもどす中でずっと考えました。
その当時出した結論は、
わたしはこの子とやり直そうということ。

拾いこぼしたものを
ちゃんと探そうと。
その決意が今の今まで続いています。
長く道のりだけれど必ず純粋な思いに辿り着ける。
その模索過程は、同じように悩む人たちの道しるべとなれる…。

かつて、汐見稔幸先生が講演会で言っておられました。
子育てにつまづいたところは、
自分がひょっとして親からももらってないかもしれない。
もらってないから分からなくも仕方がない。
つまづいたところを人に話して思いの丈を充分聴いてもらえたら、
そこからまた先に進める。
経験してないことは、人に聞いて教えてもらえばいい。

私の分からないところは、
かつての仕事、自主保育の場で、
たくさんの子どもとママたちが教えてくれました。
私の経験したことはまた誰かの役に立つ。
子育ては恩送り。



秋田に引っ越して4ヶ月丁度お腹に赤ちゃんが来てくれ、
つわりも酷く動けなくなり、ついに口からでた言葉は
「頼むから名古屋に帰らせてください」でした。


当時旦那さんはこれからの仕事のための勝負をかけた一年間の研修中。
大事な時期でした。
けれど、とにかく頼み込んで8月31日、大雨の中、
私は長女ちゃんと2人、名古屋にやり直しのため帰ってきました。

あの時愚痴も言わず名古屋に返してくれた旦那さんに
今とっても感謝してます。
そのことで、また新しい転機と学びがありましたので。
でも、旦那さんにも悪いことをしたと思います。


私はもともとつわりも酷いタイプ。
今までのように長女ちゃんと散歩もできない。

一日中寝たきりのようになり
買い物もゲーゲーと吐きながら出かけるほど。
食事も作るのがやっと。

ゴロゴロ寝てる横で、
長女ちゃんは嬉しそうに、ずっと指吸しながらくっついていました。
今までの荒れがスッと収束。
お母さんの様子を敏感に悟ったのでしょう。
不思議にとっても母子ともに穏やかな気分でした。

それと、オムツが取れていたのに、
そこらじゅうでお漏らしもするようになりました。

理由はトイレが昔の汲み取り式で、
怖くて1人では入れないのです。
お母さんはしんどそうなので頼まずにいた。
長女ちゃんなりの配慮なんでしょう。
仕方がないです。
お漏らししてもスッと変えてやれないくらい衰弱していた私でしたから。
部屋は散々な状態です。


たった一年の秋田転居すらまともにできず、
逃げ帰った敗北感。
たった一年の研修中も旦那さんに添い遂げれなかった。
長女ちゃんを充分世話してやれなかった。
自分の中期研修、何にもできなかった。

できないずくしの自分。

名古屋でお世話になった実家では、
1人になると涙が出て止まらなかったです。
長女ちゃんは寝込んでいる私の側で相変わらず指吸してゴロゴロ。
それが当時は可哀想で…。
でも今、別の見方をすると、
その私がゴロゴロ寝込んでいたことで、長女ちゃんの育て直しにはなってた。
肌の触れ合う温かさとか、お母さんは逃げないとかね。

実際に長女から聞いてみると、
秋田でのお母さんはいつ消えて無くなっちゃうんだろうと
心配だったそうです。
生気がないというか、軸がないというか。
子どもは小さくても本当によく親のことを見ているものですね。
私が心から笑ってないことをちゃんと知っていました。

そんな秋田生活で、大好きな場所がありました。
つわりになる前、外に出て出られるようになってから、
毎日お散歩の出かけていたところです。

太平山三吉神社というところです。



境内は大きな杉があって見晴らしが良く、
手作りパンを持ってここでお昼ごはんにしていました。
自宅から大人の足で30分くらいあるきます。

今思えば、
小さな長女ちゃんがよくそこまで歩いたものだと感心です。

この龍を長女ちゃんは「怪獣さん」と呼んでいて、
どこへ行きたいか聞くと、
「怪獣さん」
と必ず答えてくれました。

母子2人でここの空気感に心洗われ、元気を取り戻していました。

今訪れても本当に素敵なところです。
孫ちゃんも大喜びでした。


思い出をたどりながら、涙しながら回った秋田。
長女ちゃんからの最終的問いかけは…。

これについてはまた次回に。

またまた長文にお付き合いくださり
ありがとうございまして😊










和みたいむ〜まなゆいで自分のために歩もう〜

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